スイングトレーダーにとって怖いものとは何でしょう。
私にとって怖いものは、含み損です。
スイングトレードは、数時間―数日、株式を保有するため、その間、買値より下がって含み損となる場合があります。
さらに、含み損をどこまで許容するか、その判断は非常に難しいですね。
スイングトレードは、トレンドを伸ばすことで利益を得る方法ですので、トレンドが崩れたら、大きな損失が発生します。
では、今トレンドが継続しているのか、トレンドが崩れたのか、どのように判断したらいいのでしょう。
別の言い方をすれば、どこまで含み損を許容するかという判断にもなります。
今回は、私が判断として使っている、移動平均線にまつわるものを書いてみたいと思います。
移動平均線を使う
市場の値動きの中で、チャートの方向が変わったり、下落している相場が一時的に停止する場面があります。
特に、移動平均線でチャートが反応することが多いと私は考えています。
例えば、ある銘柄の例ですが、上昇トレンドのチャートが、一旦押し目を作りますが、25日移動平均線で反転します。
さらに2回目の押し目があり、また移動平均線に近付きますが、再度25日線で反射し、上昇に転じます。
つまり25日移動平均線を割らない限りは、上昇トレンドが継続していたということです。
この場合、ロスカットを25日移動平均線に設定すれば、含み損を抱えていても、上昇が期待できるということです。
効果があると思われる移動平均線は、25日、75日があります。
チャートに、これらの移動平均線を表示させておけば、最悪、どれだけ下落するか分かりますし、それを割り込んだら損切りするので、最悪の場合の損失も見積もることができます。
エントリーする銘柄を、移動平均線との乖離が少ないめいがらにすれば、下げる寄りが小さくなり、損失を限定することができます。
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