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雑談 AIが来たら。ある情報商材屋のセールスレターを読んで

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sujins / Pixabay

いいかげん投資家を食い物にするのはやめたら

雑談です。

きょうメールホルダを整理していたら、例のあの情報商材屋から、またセールスレターが来ていましたよ。

「自動売買で1億〇千万」

曰く

・今トレードの世界にAIが進出し、人間が太刀打ちできないほどの超高速で売買をして利益を出しています。
・これからは人間が勝てない時代です。
・そんな時代にも対応した自動売買が、すばらしい成績です。
・過去実績で1億〇千万の利益です。
・これからは自動売買で儲けましょう。

バカですか?あなたは。

まず、コンピューターが超高速の売買をしているというのは本当でしょう。今でもとっくにそうなっています。

今の取引量の大半は自動売買なんじゃないですか。

また、情報商材屋の言う超高速っていうのは、タイムスケールの短い超超スキャルピングの世界ですよね。

人間はそんなタイムスケールで価値を狙っているんですか?人間のタイムスケールって、分とかでしょう?

比べるのもバカらしいですよね。狙っている値幅も全然違うと思いますよ。

で、人間は裁量で勝てませんか? 勝てますよ。これだけ自動売買がはびこる今でも。

私は元プログラマですし、大学以降しばらく情報系の研究をしていました.

私から見ると、AIが入ってきたとして何を学習するかというと、典型的なテクニカルな動きでしょう。

ブレイク、押し目、移動平均線との関係。

学習を積めば積むほど、そこに強い相関を見つけ、その動きに追従するようになるでしょう。

人工知能は、ある変化に対し、得られる鳳珠湯が大きいほうを優先するはずですから、であれば特殊な動きより典型的な動きを優先するはずです。

特にブレイクアウトのような、変化点からの報酬が大きい動きを重視すると思います。

であれば、人工知能が活躍するトレードは、ある意味、もっと裁量で勝ちやすくなりそうな気がします。

 

で、ただ投資家の不安を煽るだけの環境認識をしたうえで、まったくブラックボックスの、自動売買に任せてくれと。

フーン、ちょっと前に、参加者のほとんどの資産を溶かした○○○○という自動売買を売って、まったく責任を取らずに逃げたことも忘れて、新しい商売をするとは、ほんと呆れますね。

まあ、そうやって投資家の生き血をすすり続ける覚悟があるのは立派だと思います。

個人投資家としては、だまされないように、裁量の腕を磨くだけです。

 

自動売買が悪いとは思いません。

効果とリスクがはっきり説明している良心的な自動売買を知っていますし、それを2年間、リスクを承知で動かして、資産を倍にした経験もありますから。

でもね、その辺をまったく書かずに、煽りだけうまい情報商材屋の自動売買、信用できますか。

中身が分からない自動売買に資金を突っ込むのはどうかと思いますね。

私としては、この語の展開をウォッチするつもりです。おそらく、しばらくすると暴露版あたりで阿鼻叫喚の悲鳴が鳴るんでしょうね。

少なくとも、ある程度裁量の技術を身に着けたうえで、自動売買を取り組んだほうが、その良し悪しが分かっていいと思うんですよね。

本当に、毎週毎週よく商材のネタがあるなあと感心したので、書いてみました。

あの情報商材屋を許さない!
そんな怒りの応援よろしくお願いします。

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