
qimono / Pixabay
日経平均株価が24000円を先週超えて、バブル期以来の最高値を更新しました。
個人投資家とすれば、これはもろ手を挙げて歓迎する話でもなく、今後何の変化点になるのかと警戒する場所だと思います。
例えば、これがピークなら相場はどうなるのか、とか、資金がどこに流れるのかとか。
ともかく個人投資家にとって、生き延びる戦略を日々考えることが大事なわけで、私もそれを繰り返そうと思います。
今回、2週間前に記事にした、「安定し、長期で利益を獲得できるか」の中間のまとめを考えたいと思います。
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比較的長期を狙う考え方とテストで選んだ銘柄
今の私の方法は、
・一日~数日程度の株価の伸びを切り取る
・購入価格を割らないように底値(サポートライン)を見極める
・株式の上昇のタイミングはブレイクアウト
ですが、最近の相場だと切りとる波が1-2日と短くて、エントリーしてからも緊張感が続くという問題があります。・
スイングトレードといっている割に、時間軸としては少し短いかなと思っています。
じゃあ、もう少し1週間-2週間放置で、利益を増す方法がないかと考え、選んだ銘柄が、以下のものです。
3927 アークン
6086 シンメンテ
9746 TKC
4549 栄研化学
6289 技研製作所
6573 アジャイルMN
6662 ユピテック
6957 芝浦機械
7185 ヒロセ通商
9980 マルコ
ロジックは、ほとんど同じですが、
・比較的長い時間足(日足週足)で、トレンドが発生している(しそう)な銘柄。
・影響のある厳しめのレジスタンスラインがない
・短期でもトレンドが出ている、出ていそう。
・決算が良いなどのポジティブな材料がある
という条件を加えてみました。
2週間後の結果
2週間放置したと考えて、株価を追跡しました。
リストを掲載した翌週の月曜(2018年9月18日)の始値を基準に、どのような株価動きになるか、調査しました。
結果は、以下の通りです。
2018年9月18日の始値を100としたときの、増減を表にしました。
一番下の行が初日で、上に行くほど日が進むようになっています。
2週間後誤は、「6662ユビテック」を除けば、他は上昇しています。
3827 アークン |
4749 栄研化 |
6086 シンメンテ |
6289 技研 製作所 |
6573 アジャイル |
6662 ユピテック |
6957 芝浦機 |
9746 TKC |
|
18/09/28 | 116.4% | 110.0% | 103.0% | 115.2% | 106.3% | 95.8% | 108.0% | 110.9% |
18/09/27 | 114.7% | 110.4% | 104.5% | 113.2% | 106.7% | 95.1% | 108.0% | 109.8% |
18/09/26 | 112.1% | 109.8% | 103.5% | 112.2% | 110.7% | 97.2% | 107.2% | 107.8% |
18/09/25 | 110.4% | 107.5% | 99.4% | 110.2% | 118.4% | 98.8% | 106.8% | 108.0% |
18/09/21 | 111.0% | 106.1% | 101.1% | 109.8% | 124.3% | 100.5% | 106.0% | 105.5% |
18/09/20 | 110.7% | 106.1% | 100.6% | 110.0% | 107.9% | 99.8% | 102.4% | 103.4% |
18/09/19 | 107.5% | 105.4% | 103.0% | 110.6% | 110.3% | 98.1% | 102.4% | 102.6% |
18/09/18 | 100.0% | 100.0% | 100.0% | 100.0% | 100.0% | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
それをグラフ化しました。
それぞれの銘柄の株価の動きと、平均の動きを示しています。
平均は赤の太線になっています。
2週間後、8銘柄中でマイナスになるのは1銘柄のみで、あとはプラスです。
全銘柄の平均値(赤太線)は、最終日に108%となっています。
ということは以下のような買い方で、放置が可能ということです。
選んだ銘柄すべてを同程度のコストの範囲で買う。(例えば50万円ずつ買い付けるなど)
あとは、放置する
この方法でも、0.5か月で8%の利益がありますから、1年だと8%×24=184%の利益となります。
ちなみに、グラフなかで、「6573アジャイル」が値上がりのピークを過ぎて下がってしまっているので、これを下がっている途中に利確するとすると以下のチャートになります。
あるていど資金管理を行ったという過程になるのですが、平均は108%から110%に上昇します。
まとめ
銘柄選びに、中期的な視点を織り込んで、銘柄を選択しました。
その銘柄を所有することで、数週間のトータルで、利益を生むような、比較的穏やかなトレードを目指しました。
その結果、2週間で8%-10%の利益をとれることが分かりました。
まだ、この取り組みも始まったばかりですでの、今後も銘柄を入れ替えつつ成績を見ていきたいと思います。
今回の視点は、毎朝の銘柄選びにも良い影響をあたえてくれるような気がします。
これからも応援よろしくお願いします。
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