皆さん こんばんは
今日は本業の休む時間に、いつものように携帯の株ソフトを見たら、板が動いてなくて驚きました。
実は建国記念日だったんですね。
仕事がものを運ぶ系なので、一般的な祝日が関係なくて、すっかり忘れていました。
久しぶりにトレードのない夜だったので、数瞬間前から呼んでいた本を読み切りました。
内容が、私的に無茶苦茶よかったので、紹介します。
その本の名前は、初心者でもできる逆張りデイトレードの極意」です。
応援よろしくお願いします。
最もおすすめしたいところだけ紹介します。
作者は「Rょーへ―」さんで、「デイトレで勝てない人のブログ」を運営している方です。
そのブログの良質なコンテンツは、本当にためになります。
個人的にも話をしたことがあり、芯の通った考え方に、感動した経験もあります。
彼の得意としているのは、私なりに解釈すると、大きな値動きのオーバーシュートのリバウンドをとる手法です。
私も先物で、指標発表時の行き過ぎた値動きの反動を狙うことがありますが、あくまで先物1銘柄に集中しているからできています。
しかし彼は、数多くの銘柄を同時監視しつつ、オーバーシュートした銘柄を感知し、そこに仕掛けています。
その分チャンスが多いと思いますが、集中力も必要な方法だと感じました。
もちろん、その手法は紹介されていますが、この本の価値は、まったくそこにはないんです。
「ヨシさんて先物とか、個別銘柄のトレンドフォローでしょ。」
「じゃあ、なんでその本を買ったの?」
って、疑問も持つ方が多いと思います。
もちろん、私の手法はトレンドフォローです。本の手法と違います。
でも、本当に、内容が深くてためになるんです。
スキャルだろうがスイングだろうが、どんな手法を使ってても役に立つ内容が、詳細に書かれているんです。
その内容は、「なぜ大負けするか」「それを止めるにはどうすると良いか」です。
「なぜ負けるか」 まさに俺のことだ!と思いました。
トレードに生き残る方法。
それは、損失に対し、利益が大きく成るようにすること。
当たりまえです。
でも、多くの人が、もちろん私を含めてできなくて、負ける。そして多くを失い退場する。
そもそも勝率が悪い手法を使っている人だけでなく、勝率は高い手法を持っている人も、なぜか負ける。
私の過去の例でいうと、先物を勉強し始めたころ(まだブログに先物のことを書いていないころ)、勝率9割で1か月以上利益を積み上げたものを(先物で1000円以上の利益、実利益で10万円)、たった1日で失ったことが数回あります。
つまり、コツコツドカンです。
どれだけ勝てても、たった数回ですべてを失うのが、トレードです。
だったらどうやってコツコツドカンを止めるのか。
この本には、コツコツドカンに至る心理状況、考え方が詳細に書かれていて、それを回避するための考え方、マインドをできるだけ抵抗なく切り替える方法が提示されています。
ある程度勝てる今になっては当然の考え方なのですが、それでも読むと「あーそうだったなあ」とか「忘れてた」とハッとすることが多く、すごく役に立ちました。
私は、本をざっと読んで、その後詳細に読み、気になるところは何度も読むというタイプですが、読み返すとまた気になることが出てきて、別の章も読み返しています。
私のようなトレンドフォローのトレーダーが陥りやすい罠についても的確に書かれていて、そこも役に立ちましたね。
でも、一番刺さったのは「自分の可能性を100%全部ぶつけているか」という章ですね。
実は、初めてお会いした時も、その言葉を他の人に話されていて、私は間接的に聞いたにもかかわらず心の中で「すいません」と謝っていました。
言葉を聞いた後の帰り道は、すごく世界が引き締まった感じがしたのを思えていました。
うーん、今聞くと、今のほうが甘いかもしれません。
現状を良しとしすぎているような気がします。
反省です。
まとめ
とくに、コツコツドカンの癖のある人に読んでもらいたい。
順序だてて、その過程を、他者に冷静に分析されるのを見るのは、自分の状態を客観視出来て、非常に役に立つと思います。
しかも、それを回避する方法も提案されています。
とくに、負けを許容する姿勢は、今の自分に本当に足りない点なので、勉強になりました。
是非、興味のある方は、読んでみてくださいね。